20120114

VANQUISH! パンク!

どうも! 僕です。土曜日ですが、今日はなんの変哲もない一日でした。
ダラダラとゲームをしたり、こないだ買ったGarageBandでダラダラ遊んだり、
眠り、目覚め、歌い踊り花の如き可憐さを演出し、ふわもてカールであげぽよな感じでした。
つまりダラダラしてました。


さて今日はずっと放置してたヴァンキッシュのレビューなどを!
最近ぜんぜん遊んでなかったからアレですが、まぁまぁ面白かったので。

VANQUISH

「VANQUISH(ヴァンキッシュ)」は、プラチナゲームズ製作でセガから発売された
スタイリッシュでサイバーでパンクなTPS(三人称シューティング)。
同じくスタイリッシュでセクシャルなアクション「べヨネッタ」や、
メタルギアシリーズ最新作として鋭意製作中の「メタルギア・ライジング」などを手がける
プラチナゲームズ謹製のアクションとあって、なかなか骨太な作品なのだが、
本作のディレクター&プロデューサーはなんとあの「バイオハザード」などで有名な
三上真司&稲葉敦志!! この二人が手がける新作ゲームと来れば、
世間の注目を一気に集めてウッハウハ、ソフトも飛ぶように売れて
二人がウィンク一回するごとに女性が3人は失神してもう大変な状況ですよね!

なのにPS3ワゴンコーナーの常連となっている悲しい現実。

ちなみに僕は古本市場で中古980円で買いましたが、
日本橋ソフマップでは新品1580円で売ってましたこないだ。
なぜなんだ! 確かにジャケの超カッコいいパワードスーツは、
サイバーを通り越していっそレトロフューチャーと言った方が近いスメルがしてダサダサだが、
そんなにヤバイのかヴァンキッシュ! じゃあ買うしかないな!
ってことで買って来た次第です。MGRの予習もしたかったし。


ゲームの中身の方に目を向けてみると、メイン画面は後方やや斜めからの視点がやや独特だが、
そんなに違和感無く遊べる。敵は全て機械やらサイボーグやらばかりということで、
数に任せてバリバリ撃ってくるのを躱しつつ、バリバリ連射してぶっ壊すというダイナミックさ。
基本は遮蔽物に隠れてタイミングを見計らって飛び出し撃つ「カバーアクション」だが、
膠着状態に陥りがちな状況に活を入れるのが、主人公サムが纏うバトルスーツ「ARS」の
特殊技能である「ブーストアクション」。簡単に言うと、ボタン一つで超加速、
弾幕をかいくぐって一気に急接近! なんていう超人的な動きが簡単にできるということだ。
ブーストを発動させれば「ドギャアアアアアアア!!」という派手な効果音とともに
背景が歪み火花が飛び散るという爽快感バツグンの演出が。これはなかなかハマる。
さらにARSのすごいところはそれだけではなく、目玉となるのが装備者のアドレナリン分泌を促し
反射神経を極限まで高める、平たく言えば景色をスローモーションにできる「ARモード」なのだ。
大きなダメージを受けるなどすれば自動で発動し、敵の動きはモチロン、飛び交う銃弾までも
目で見て躱すことが可能となるという、ものすごい機能だ。
ぶっちゃけた言い方をすると映画マトリックスの「アレ」です。
ARモードを使えば前述のように、普通は目にも留まらぬ速さで飛んでくる銃弾を
スイスイかわすこともできるし、逆にゆっくり狙いをつけて敵の脳天を撃ち抜くことも可能。
このあたりはテクニック勝負になりがちなシューティングゲームの敷居を下げる、
シングルプレイならではのナイスなアイデアだと思いますね。

が、難易度のほうはガッツリ骨太。ゲーム中いつでも難易度設定を変更できるのが救いだが、
「FPSはホゲホゲだけど、TPSなら多少はできるだろ」と余裕でノーマルを選んだ俺の鼻っ柱を
このゲームは木っ端微塵に折りまくってくれた。もう見るも無惨でした。
というのも弾幕の濃さが序盤から相当なもので、ARモードの使用を前提にした場面が多いので、
他のTPSと同じ感覚で遊んでると最初のステージからいきなり詰まることに。
さらにARモードには時間制限があり、一度使い切ってしまうと冷却時間が必要になるのだが、
冷却中にダメージを食らうと今度こそ死んでしまうので、ブーストゲージのやりくりも大変。
せっかくブーストの爽快感がウリなのに、せいぜい数秒しか持たない……というのは
もうちょっとなんとかしてほしかった。近接攻撃でブースト使い切っちゃう仕様も
こちらの不利にしかならないので勘弁してほしかった。
頭っから尻尾まで常にこのブーストゲージが価値観ピラミッドの頂点にあって、
自由度を高くしたいのか、プレイヤーを縛りたいのか、どっちつかずな感があった気がしますね。
別に難しいから言ってるんじゃないですよ。ホントダヨ。

武器も個性派揃いで、同じ武器を連続で獲っていくとレベルアップというのも
なかなか悩ましくて面白いです。変なディスク飛ばせたり、衝撃波で吹っ飛ばしたり、
ヴァンキッシュでしか見られないような変態武器も結構あるので、
普通のTPSとして遊んでも新鮮でいいですね。でも何度も死んで覚えるゲームなのに
死ぬと武器のランクが下がっちゃうのはどうなのかと。


ストーリーは………………………………すごく印象に残りにくい。
よく言えばオーソドックス、悪く言えばありきたり。
キャラクターはみんな魅力的だし、セリフもスカしててなかなかクールなのですが、
ストーリー展開がテンプレすぎて、いかにもゲームのためのストーリーですという感じ。
日曜洋画劇場でよくみるタイプの陳腐さ。悪くはないですが、印象に残らなかったです。
ロシアが衛星兵器でアメリカを狙ってるから乗り込んで死ぬ気で止めろ、という、
説明が一行で終わってしまうテンプレっぷりはいっそ潔さすら感じますね。
ノリだけならバイオとか好きな人は割と気に入る雰囲気なんじゃないかとは思いますが、
やっぱオフ重視のゲームはもうちょっとストーリーに凝ってほしいです。
なんかどっかで、敵が機械なので血が苦手な人も遊べますよ!ってディレクターが言ってたような
気がするんだけど、いきなり最初のデモシーンがグログロゴアゴアで笑った。孔明の罠だわ。


グラフィックは中の上でなかなか。バリバリとエフェクトが派手で慣れないうちは
ちょっと目がチカチカするくらい。でも見てて爽快なのでこれはこれで悪くないです。
そういえばMGRも、プラチナ製作になって一気に派手派手になっちゃったしね。
メタルギアをバリバリ切りながら走る雷電がかっこよくて痺れた。
この辺のセンスはあまり他にはない感じで、あのエフェクトを見ると
「ああ、プラチナだな」って感じがして僕は好きです。
和製HDゲームではかなり上位の出来なんじゃないでしょうか。


全体的に見て、アイデアが秀逸な部分や斬新な面がたくさんあって
非常に個性的な作品に仕上がってはいるんだけども、
もう一歩練り込み不足か?と思わせられる部分もかなり散見されるもったいないゲームですね。
二周目以降でいいから、ブーストゲージ無限のオプションとかあれば
絶対楽しかったと思うんだけどなぁ。この仕様だけはちょっと看過できない。もったいない。
同規模で続編作れたらもっといいものができそうな気はします。無理だろうけど。
ただ1000円台なら文句無しの良作だと思うんですけどね。なんでこんなに値崩れしてるんだろうか。

いずれにせよ、この完成度であればとりあえずMGRも大期待、ってとこでしょうかね。
もうステルスとか、そういうゲームじゃなくなっちゃったような気もしますけども、
ノリで強引に遊ばせるような押しの強さはプラチナゲームズのウリのひとつだと思うので、
発売日を楽しみに待ちたいですね。



近日中にこれまでのレビューを見直してまとめたいと思っております。一年やったしね。
どういう形式でやっていくのがいいのかまだ試行錯誤中なのですが、
長い目で見守っていただけるとありがたいですw

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