20120315

風ノ旅ビトがすごい


それはそうとクラブニンテンドーのプラチナ特典がいまさら届きました!
去年申し込んだ時に「届く頃には忘れてるな」って言ったけどマジで完全に忘れてたわ。
出来はボチボチでちょっと安っぽい。てゆうか絶対安いよな。コレ。
とてもクッションに使えるシロモノではないが、インテリアとしては良好デス。



んで!んで!んで! 今日の本題はコレ!
「flow」や「Flowery」など、オリジナリティという面では確実に随一のデベロッパー
「thatsgamecompany」がPSストア向けに配信する第三弾ソフト「風ノ旅ビト」
いきなりタイトルの雰囲気が変わったが、ちなみに原題は「Journey」だそう。
なかなか秀逸な邦題ではないですか。

風ノ旅ビト | プレイステーション® オフィシャルサイト

ちなみにFloweryのレビューはこちら

配信前からゲーム内容がほとんど不明で、砂漠にたたずむ人?のイメージアートと
「オンライン要素アリ」という謎めいた情報だけでファンをやきもきさせていた本作だが、
ついに本日、PSストアにて配信開始!!!
Floweryがすごく良かっただけに大期待だったが……、いやもう予想以上にすごい。


ゲームの目的は、遥か遠くに霞んで見える輝く山を目指して、
砂漠や、深海や、雪山など様々なフィールドをただただひたすらに歩いていく。これだけ。
フィールドには「布のいきもの」と呼ばれるものがあちこちに点在しており、
これに触れることでプレイヤーキャラのスカーフが輝き、短距離を浮遊することができるようになる。
さらに○ボタンで「声(?)」を発することができ、これを使えば近くの布のいきものを呼んだり、
はたまた枯れた(?)布を蘇らせたりと様々なことができる。
これらの力を駆使して道を切り開き、最終目標である山を目指す……というゲーム。

とにかく何もかもが独特で、説明するのが容易じゃない。
不可思議な世界観を説明する台詞は一切出て来ないし、プレイヤーはただただ
目の前で繰り広げられる何がなんだかよくわからない物語を傍観するしかない。
この主人公は何者なのか? 布のいきものとは? なぜ山を目指すのか……?
そういったものに対する説明はまったくない。いっそ潔い。
しかしとにかく世界観にブレがない。目が痛いほど鮮明で眩しい砂漠の砂の一粒一粒の輝きは、
しばらく忘れていた「グラフィックの美しさ」というものを思い出させてくれた。
HDゲームが初めて世に出た時の「なにこれ! 実写やん!」というあの驚きである。
さらにそれを彩る音楽の演出……これはfloweryやった人ならわかってくれると思うけど、
マジで演出周りを担当した人は天才だと思うわ。音楽の転調ひとつで
プレイヤーの気分を操るその手腕はほとんど催眠術。
もうあらゆる面で脱帽もの。確かに言葉なんか不必要なのかもしれない。

気になるオンライン要素だが、フィールドを彷徨っていると時々、他のプレイヤーと出会うことがある。
出会ったからと言ってテキストやボイスでのチャットはできないし、
意思の疎通は○ボタンで発せられる「声」のみで行わなければならない。
だが、それでも、山を目指す長い長い道のり、名前も知らぬすれ違いのような関係の二人に、
ふとそこに生まれる連帯感……これがまた絶妙。
その瞬間、さっきまで他人だった二人が、同じ目的を持った仲間に変わるのである。
自己紹介の言葉も、激励や罵倒も、なにもなしに。
この、遊んでる最中の、連帯感が生まれた瞬間の心の昂り!
こういうコミュニケーションもあるんだなと、すごく驚かされました。


もう、本当に、すごおおおく説明が難しいゲームで、
面白いですよ!と言ってもたぶんわかってもらえないと思うんだけど……、
少なくとも「Flowery」が好きなら、買っても損はないことは保証します!
あんまり延々やるようなゲームでもないと思うけど、すげぇ面白いから。

しかしこういうピーキーで実験的なゲームって、
ちょっと前までは日本のお家芸みたいなところもあったんですよねぇ……。
もう日本からはこういうゲームは出て来ないんだろうか。寂しいね。
ちょうどこないだのキャンペーンで貰えるチケットと同じ1000円なので、
VITAじゃないんだけど、もし使い道に悩んでる人がいたらゼヒ。正真正銘のオススメ。

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