20120423

レイマン・オリジンをクリアしました(死にそうになりながら)


うおおおおお! 俺がレイマンだ!

というわけで、気が狂いそうな難易度に耐え、なんとか通常クリア!(VITA版)
あとはコンプ要素とか隠しステージもあるけど、まぁそれはまた今度ってことで。
いやもう本当にカンベンしてくださいマジすみませんでした。


レイマン オリジン

レイマン・オリジン(RAYMAN:ORIGIN)は、日本でぱっとしない洋ゲーメーカー代表の
「UBI SOFT」の看板シリーズ。そう、あの「DRIVER」や「アサシンクリード」を差し置いて
海外では「UBIと言えばコレ」的なタイトルなのです。セガで言うソニック的な。
日本でパッとしない理由は、やっぱり日本にはマリオという偉大なフロンティアがいるからでしょうか。

ここ最近、3D化の波に乗って「マリオ」と同様3Dゲームとして発売されることの多かった
この「レイマン」シリーズ、本作では原点に立ち返ってシンプルな2Dアクションとして
最新のハードで発売されました。ディズニーの手書きアニメのような暖かみのあるグラフィックが
なめらかにヌルヌルと動くその様は、まさに最新技術を使ったクラシック。
そしてもちろん洋ゲーということで、その異常な難易度の高さも海の向こうでは大ウケしました。
「洋ゲーマーは鬼ゲー大好き」というのはどうやら現代でも変わらないみたいですね。

とはいえ初心者お断りかというとそういうわけではなく、
単にステージをクリアするだけであれば多少の根気だけでなんとかなるようにはなっており、
このあたりの親切心は、洋ゲーもグローバル時代か……と感慨に浸らされます。
基本的に残機という概念がなく、何度死んでもチェックポイントから即リトライが可能。
加えて、ステージは5つから6つくらいに細かく区切られており、一度辿り着いてしまえば
次回のリトライはそこから始めることができるので、本当に必要なのは根気だけ。
ではなにがそんなに難しいのかというと、例によって豊富に用意されたコンプリート要素。

ステージ上には「ラム」と呼ばれる、マリオでいうコインのようなアイテムが散らばっており、
ラムを集めた個数によってステージ最後の集計で「エレクトゥーン」というものと交換してもらえる。
これを集めることで隠しステージへ行くのに必要な「歯」を手に入れるためのステージへ
挑むことができるという塩梅。このラム集めを真剣に始めようとすると、難易度は激変!
一定時間、取得したラムを倍にしてくれるアイテムを最大限に活用し、
倒してバルーン状にした敵を再度攻撃してあますところなくラムを回収し、
製作者の性格の悪さがにじみ出た嫌らしい配置のボーナスの取得を目指し……、
そこまでやって、やっとの思いでエレクトゥーンは獲得できるのである。
もちろん、エレクトゥーンなしでもエンディングは迎えられるので、
どうしてもノルマ達成できない!という人は諦めてさっさと先へ進むも良し。
自分の腕前に応じて、任意にやりこみに挑むことができるのである。

さらに一度クリアしたステージではタイムアタックに挑戦することも可能。
これもノルマをクリアすることでエレクトゥーンを獲得できるので、やりこみ派は二度死ねる。
もうこの豊富に用意された驚異的な難易度のやりこみの難しさが異常で異常で……。
個人的に「難易度が高い」と「理不尽」の違いは、
理論上で初見クリアできるかどうかだと考えておるのですが、
このゲームに関してはほぼ初見クリア無理だろ……という場面が多々存在します。
独特の慣性を持ったキャラクターの動きと相まって、場所によっては今や伝説となった
「スーパーマリオブラザーズ2」に匹敵するのではないかと思える悶絶っぷりを誇ります。
もうね……。


とはいえ、全てががっちり噛み合ったときの、滑るようにフィールドを駆け回る快感は
高難度ならでは。トントントンと定められたタイミングでジャンプボタンを連打していると
だんだんアクションゲームと言うよりはリズムゲームをプレイしているような感覚に陥ります。
ソニックよろしくループ状の壁を重力に逆らってぐるりと登ったり、
左右の壁を連続で蹴って上に登ったり、空中急降下で勢いよくジャンプ台に乗って大ジャンプしたり、
豊富なアクションを擁するハイスペック男・レイマンを自由自在に操る面白さは、
まさに昔懐かしい、プリミティブな快感。何もかもが3D化し、グラフィックはどんどん向上し、
ゲーム性が日進月歩で複雑化していく現代にあって、すっかり忘れていた面白さであります。
それをただの古典だとか、懐古主義だといって切り捨てるなどとんでもないこと。
最新技術を駆使して、あえてこの古典的なタイプの名作に挑んだ本作は、
もっともっと賞賛されてもいいはずだと感じております。特に、マリオやソニックを生んだ日本では。
難易度の高さも、全て計算され尽くしたステージ構成に寄るものであり、
その並々ならぬ作り込みは、最新の派手な3Dゲームになんら劣るものではありません。
ゲームを遊んだ時の「楽しさ」はいったいどこから来るのか?
なぜ我々は苦しみ、もがき、腹を立てながらも一生懸命クリアを目指すのか?
その結果、形あるものは何一つ得られないのに?
きっとその答えは、本作のような原始的な、しかしゲームに対する愛をいっぱいに込めた作品にこそ
秘められているのではないか……とクリアした今、思うのです。


PS3やXBOX360などなど数多くのハードで発売されている本作、VITA版のみの要素として、
タッチパネルを活用した隠しキャラ集めやニアーを利用したアイテムの送受信などもあり、
俺無双的にはDAN!ZEN!VITA版がオススメ。携帯機と2Dアクションは相性もよいですし。
ちょっとヘンな翻訳芸に、見慣れるとかわいいキャラクターたち。
パッと見の印象ではわかりにくい魅力がたっぷり詰まっております。
お値段も2500円と非常にリーズナブルなので、この機会に是非、手に取ってみてください。

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