20130406

Mailboxの順番待ちが終わった記念


長らく順番待ちだった噂のiOS向けGmailクライアント「Mailbox」が
ようやっと使えるようになったから、3月27日はMailbox記念日。

Mailboxについて詳しくはこちら。

まぁ別にそこまで死ぬほど使いたいってわけでもないんですが、
使えて損するものではないので。流行りものだし。せっかく待ったし。
これをDockに入れてると女の子にモテモテらしいし! 知らんけど!


何がいいかと言うと、とにかくその軽快さと明快さ。
ただのメールクライアントにも関わらず、右に左にサクサクとフリックで
メールを処理していく操作性はなかなかどうして、ゲーム的で楽しい。
こういう得体の知れない気持ちよさ、エクスペリエンス性こそが
スマートフォン時代の新スタンダードなんだなぁと思います。


で、常用アプリとなんとなく使わなくなっちゃったアプリの間に
どういう差があるのかというと、やはりこの操作性。
タッチパネルUIが出てきた頃というと、それこそ画面に表示された項目を
ポチポチと押して表示レイヤーを重ねて行くようなものがほとんどで、
もちろんこれは今でもiPhoneの設定画面などに使用される一般的なUIですね。


ボタンがあれば押したくなるのが人間の性というわけで、
文字通りボタンのような形のiPhoneのホーム画面アイコンなんかは
実に普遍的なデザインであるなぁと思います。

一方でそのボタンを押すという、旧来のキーボード式デバイスを模した形式から
さらにタッチデバイスに最適化された操作というのがいわゆるフリック
項目をタップして「払う」という操作感は、キーボードはもちろん
マウスやトラックパッドなどの操作デバイスにもなかったもの。
電子書籍を左右にフリックしてページをめくる、
WEBページを上下にフリックしてスクロールする、
このフリック操作こそ多くの人がタッチデバイスに対して抱く
エクスペリエンス感の代表的なものではないでしょうか。
ふと見れば、僕が強く「気持ちいい」と感じるUIを持ったアプリの多くも
このフリック操作に重点を置いてデザインされていることがわかります。

で、今この次世代UIデザインが最もアツイのが天気予報アプリの世界ですね。

左から「Weathercube」「Solar」「Haze」

フリックすると箱が回るようなアニメーションが入って
週間予報や日別予報を切り替えることができるWeathercube
各項目をタッチするとその日の時間別に気温や降水確率を調べることもできたり、
多機能ながら、箱をぐるぐる回すという視覚的にわかりやすいUXを付加することで
特に誰に教えられるでもなく直感的に操作方法が理解できる秀逸なデザインです。

Solarはよりシンプル。グラデーションの美しい基本画面から、
下にフリックして時計を動かすことで好きな時間の気温・天気を閲覧でき、
上にフリックすると直近の三日間の簡易予報を調べることができます。
面白いのは、指を離すとスルスルとアニメーションして
現在時刻にすぐ戻ってこれるところですね。
時間帯や天候によって背景がコロコロと変わるのも美しい、センスのよいデザイン。

シンプルさという点ではHazeもなかなか。個人的にはコレが一番オススメ。
立ち上げればすぐに現在の気温を確認できる他、
気温が浮かんだ円をタッチすることでさらに詳しい情報
(最高・最低気温や風向き、風速など)を開いたり閉じたりできます。
さらに左右にフリックすれば降雨情報、日照時間を簡単に切り替え可能。
何よりもこのアプリの美点は、画面切り替えや詳細情報表示の際の音の気持ちよさ。
すごいアルファ波出るからマジで。つい触りたくなる。

以上3つのアプリは以下の動画でまとめて紹介されてます。


別にこの動画だけで僕のレビューいらないですね。はいはい。


操作感の気持ちよさからつい毎日チェックしてしまう……というような、
能動的なユーザーの利用を促すというのが次世代UIのキーになっている気がしますね。

でやっとゲームブログっぽい話になるんですが、現行のWiiUはもちろんのこと、
タッチデバイスをコントローラーに組み込んだPS4や
一日の長がある3DSにスマートフォンライクな操作性のPS VITAと
ざっと見るだけでゲーム界にもタッチデバイスのビッグウェイブが
来ていることが明白。キネクトは知らんけど。
ゲームの面白さはもちろんですが、これからゲームに求められるUIのヒントは
こういったエクスペリエンスに満ちた次世代スマートフォンアプリに
隠されているんじゃないかと最近思います。
ゲームは言うまでもなく、エクスペリエンスで出来ているもの。
スマホゲームの台頭を見ても、ボタンポチポチの延長上に
新しい時代のゲームの楽しさはないんじゃないかなぁ……と。
もちろん、だからボタンなんかいらねぇというわけではないですが、
今のところこういう古い操作感に固執して殻を破れないゲームが多いなぁと
最近しみじみ感じたりもするわけです。
個人的には、次世代機ではすっごいグラがキレイですっごいボリュームのゲームより
新しいインターフェイスにマッチした(煩雑でないよう工夫された)
新感覚のゲームを遊んでみたいですねぇ。
Angry Birdsとかがその尖兵になるんでしょうか。

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